カフェオープンまでの軌跡 〜メイドカフェ編〜
「お帰りなさいませ、ご主人様!」
未だにこういうイメージがあるメイド喫茶。
一般的にもまだまだ行ったことのない方は多いのではないでしょうか?
そういう僕も、メイド喫茶に関しては5年ほど前に行ったのを最後に、しばらく行ってませんでしたので、少し調べてみました。
どうもこんにちは!
春が待ち遠しいみなとです。
前回の続きになりますが、色んなカフェを勉強する一環として、先日メイド喫茶たるものに行ってきました。
大阪のメイド喫茶といえば日本橋。
どこにしようか調べましたが、やっぱり実際に見て決めたいと思い、なんばへ。
最寄りは恵美須町駅なのですが、個人的になんばが好きなので、歩いて行くことに。
途中で、
「あぁ、うちのカフェで働いてくれる子いないかなー」とか考えながら歩いてましたので、舐めまわすような視線を感じた方は最寄りの交番までご相談ください。
なんばから道具屋筋を抜け、少し歩くとオタロードと呼ばれる、ネーミングからしてかなりディープな通りがあります。
秋葉原も何となく似てる感じがしますが、僕は大阪の方が好きだったりします。
ちのみにそういう僕も2次元大好き、アイドル大好きのいわゆるオタクと呼ばれる存在なので、こういう街は大好物です。
さて、探しますか!
ちなみに昔、オタロードに立ってるメイドさんにほいほい付いて行っちゃったら、有名なぼったくりメイドカフェだったらしく、もうメイドなんて信じない、もう女性なんて信じないと誓った僕ですが、気がついたら立ってるメイドさんに声をかけ、メイド喫茶のある場所を聞いたりしてました(その方のお店には行ってません)。
いわゆるでんでんタウンと呼ばれる堺筋を挟んで、オタロードと反対側に裏路地的なのがあり、そこにもいっぱいありますよとのことなので、そちらも覗いてみることに。
時間は18時前だったので、辺りは暗くなり始めてました。
メイド喫茶が多くありましたが、呼び込み等はどこもしていなくて、新規の男一人ではなかなか入り辛い雰囲気のところが多かったです。
恵美須町駅あたりまで歩くと、恐らく仕事を終えたのであろうメイドさん2人がお店から出てきた店があり、なんの根拠もなくそこにしようと決めました。
数階建てのビル?の3階で、店の前に着くとパンフレットというか、グループ店のチラシが置いていたので物色してから店内へ。
「お帰りなさーい。初めてですか?」
は、はいそうです。
席はカウンターが10席ほど、テーブルが8席ほどありましたが、カウンターの一番端の席に案内されました。
隣には勉強している学生さんがいましたが、とりあえずメイドさんと話しました。
というか、私服だった。
その日までバレンタインイベントで、私服出勤だそうです。その割にチョコくれなかったな…。
システムの説明をしてもらい、ホットコーヒーを入れてもらったので、早速メイドさんと会話を再開。
高校生大学生主体のお店で、上は24〜5歳、下は18歳くらいのお店。
確かに学生のアルバイトという感じの子が多かったかな。(と言っても2オペでしたので、わかりませんが…)
お客さんは男性1名の方がほとんどで、店内は5名ほどいました。
1時間500円、ソフトドリンク飲み放題というそこそこ破格の安さだったので、経営大丈夫かなーとか考えていたところ、隣の学生さんが話しかけやすそうだったので話してみました。
とてもとても常連の方のようで、もうすぐ就活だというのにほぼ毎日通ってここで勉強しているとのこと。
その方とずっと日本橋のメイド喫茶事情について話し、売り上げだとかオペレーションだとか、この店行ってみてくださいだとかを4時間にわたって聞き出した。
メイド業界はどこも厳しいらしく、人不足や売り上げ問題に悩んでいるとのこと。
後で掲示板とか見ても結構ひどい感じだったので、怖い世界だなーと痛感しました。
個人的なお店の感想ですが、
アットホームな感じを受けました。初めて来る方は少しそのコミュニティに入りにくいかも。ただ、女の子自体も学生さんなので、そういう人を喜ばせる術をまだ知らないというか教えられてない感じ。ただお客さんと喋って楽しむ、ガールズバーの少し安いバージョン(失礼な言い方かもしれないが)という気がしました。
ただここのお店に関しては、何より安いし、勉強等には最適なのでは?とも感じました。
常連の方はみんなその快適さを求めて来ているようでしたので、そのような空間を求める方は是非。
あと、お料理を注文されてる方がいたので、許可をいただいて写メを撮らせてもらいました。
ここのお料理はメイドさん手作りで、味もしっかりしているようなので、こちらも是非!
色んなジャンルのメイド喫茶があるようなので、機会があればまた回ってみたいと思います。